監督:箭内道彦
撮影:新津保建秀
撮影地:福島
素敵な曲を出していたんですね。
OAUの中で一番好きかもしれない。
私好みのメロディでございます。
このバンドを教えてくれたH.Kに感謝だな~。
いろいろなアーティストの音楽を聴いているけど、ひとつひとつに知るきっかけというのがあって、
できるだけそのきっかけを覚えていたいと思う。
そうすることで音楽の付加価値が生まれるような気がする。
私だけの価値。私だけが大切にするべき価値。
あの時、あの場所にいなければ知り得なかった曲とか。
たまたまチャンネルを変えたラジオで流れていた曲に耳を奪われたとか。
目線をそらしたその先にあったCDジャケットが気になり、聴いて嵌ったバンドとか。
その時の情景や風景までもがありありと思い出されるきっかけというのは、
私にとって大切なものに違いない、と思う。
それを考えると学生時代に出会ったT.Tさんには、ものすごく感謝だな。
なにかの音楽とともに私を思い出してくれる人がいたら嬉しい。
良い記憶だったらいいけどね。
こんな感傷的になるのは、この素敵な哀愁漂う「朝焼けの歌」をずーっと聴いていたからなのです。
哀愁漂う曲には記憶を手繰るスイッチが隠されている。